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2023.07.10

防災対策への活用

私たちが住む日本では、毎年のように災害が起こっています。今現在も地震だけではなく台風、豪雨、土砂崩れなど多くの災害が起こる危険性を秘めています。先日も富山県内で記録的な豪雨に見舞われたことは記憶に新しいところです。いつ起こるかわからない災害に備え、日頃から備蓄品や防災用品を準備しておくことが大切です。しかし、「何を準備すればよいのか分からない」「備蓄品や防災用品の置き場がない」といった疑問やお悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。

首相官邸ホームページでは、災害に備え、家庭で取り組むべき主な対策を紹介しています。(下記、首相官邸ホームページより一部抜粋)

① 家具の置き方(転倒防止対策)
大地震が発生したときには「家具は必ず倒れるもの」と考えて、転倒防止対策を講じておく必要があります。家具が転倒しないよう、家具は壁に固定しましょう。
また、特に必要の無い家具・家電をそのまま家に置いておくと、災害が起こった時に倒れてきて怪我をしたり、逃げ道を塞いでしまったりする恐れがあります。災害で家具・家電自体が破損してしまう危険もあります。⇒それらのリスクを減らすためにも、特に今は必要性が無い家具・家電があるのなら、トランクルームに預けておくと良いでしょう。自宅にある物を減らせば、棚やタンスなどの収納家具そのものが必要なくなるかもしれません。

② 食料・飲料などの備蓄
電気やガス、水道などのライフラインが止まった場合に備えて、普段から飲料水や保存の効く食料などを備蓄しておきましょう。

<食料・飲料・生活必需品などの備蓄の例(人数分用意しましょう)>
・飲料水 3日分(1人1日3リットルが目安)
・非常食 3日分の食料として、ご飯(アルファ米など)、ビスケット、板チョコ、乾パンなど
・トイレットペーパー、ティッシュペーパー・マッチ、ろうそく・カセットコンロ など

常にそれだけの水や非常食、防災用品を自宅で備蓄していると、自宅の収納場所を圧迫してしまいます。⇒水・食料などの備蓄や防災用品は、自宅に置いておくのが基本ではありますが、自宅での準備とは別に、一部をトランクルームにも備蓄や防災用品を預けておくことで、自宅スペースを圧迫することなく、また被災時のリスクを分散することができます。

③ 非常用持ち出しバッグの準備
自宅が被災したときは、安全な場所に避難し避難生活を送ることになります。非常時に持ち出すべきものをあらかじめリュックサックに詰めておき、いつでもすぐに持ち出せるようにしておきましょう。
<災害の「備え」チェックリスト(1,176KB)別ウィンドウでPDFを開く

④ 家族同士の安否確認方法
別々の場所にいるときに災害が発生した場合でもお互いの安否を確認できるよう、日頃から安否確認の方法や集合場所などを、事前に話し合っておきましょう。災害時には、携帯電話の回線がつながりにくくなり、連絡がとれない場合もあります。「災害用伝言ダイヤル」を利用するとよいでしょう。局番なしの「171」に電話をかけると伝言を録音でき、自分の電話番号を知っている家族などが、伝言を再生できます。

⑤ 避難場所・避難経路の確認
いざ災害が起きた時にあわてずに避難するためにも、お住まいの自治体のホームページや国土交通省ハザードマップポータルサイトなどから防災マップやハザードマップを入手し、避難場所、避難経路を事前に確認しておきましょう。

 

いつ起こるかわからない災害に備え、トランクルームを活用した防災対策に取り組んでみてはいかがでしょうか。